
注文住宅を建てる際に知っておくべき動線とは
注文住宅を建てる場合、まずはじめに間取りを決める必要があります。間取りは、できあがった家の住みやすさを左右するものだけに、慎重に検討すべきものですが、設計士に任せっきりにしてしまって、あとで後悔する羽目になる施主の方は少なくありません。そうならないようにするためには、家族の動線を考慮した上で、施主自らが間取りの設計に携わる必要があります。ここで、動線というのは、家に住む住人が日々の生活をするうえで室内をどのように移動するかを線状にして表したものです。基本的に、この動線が短くて済む間取りであればあるほど、ストレスなく生活できるものであるとされています。
動線を意識した間取りの設計の仕方とは
では、動線を確認したところで、どのようにして間取りを設計すればよいのでしょうか。ここで大切なのは、施主だけで検討を進めないということです。住宅設計のプロであるなら良いのですが、間取りを考えるうえでは、建築に関する様々な知識が必要となります。そのため、素人が自分のイメージだけで間取りを作っても、実際には実現することが難しい場合が少なくありません。せっかく苦労して作成した間取りが無駄になってしまわないようにするためには、なるべく早い段階から設計のプロである建築士や設計士を交えて検討するというやり方がおすすめです。もちろん、いきなりプロに相談するのはハードルが高いということであれば、まずは家族内で話し合ってざっくりとしたイメージを共有し、その後に建築士などに相談してみるというのでもよいでしょう。
東京の注文住宅建築にかかる費用は、建築内容にもよりますが1500万円から数億円までさまざまです。東京は地価が高いため、23区内など人気のエリアはどうしても建築予算が高騰してしまう傾向にあります。