
家族構成による間取りの考え方
注文住宅の間取りを考えるうえで、家族構成はポイントです。例えば、小さいお子さんがいる家庭であれば、キッチンから見通せる部分に和室を置くと、子供を安全に遊ばせられるとともに、子供の様子を見ながら家事ができます。また、子供が大きくなった場合には、勉強スペースや客室に変更することができます。少し大きめのお子さんがいる家庭であれば、子供の持ち物が多くなってくるので、各部屋の収納スペースを多めにとっておくことがおすすめです。子供たちがプライバシーを要求することを考えて、大部屋を個室にできる造りにしておくと良いでしょう。子育てが終わって、夫婦のみが住むことが想定される場合は、キッチンやリビングを家の中央に据え、各部屋から共有スペースに行きやすいようにしておきつつ、リビングから各部屋が見えないようにしておくと、使いやすくなります。
間取りを考えるうえでの注意点
注文住宅で間取りを考えるうえで注意したい点の一つは、玄関です。玄関の採光を考えず、窓のないドアやスペースにしてしまうと、扉を閉めたときに真っ暗になってしまいます。そうすると、玄関を使用する場合はいつも電気をつけなければならず、足元が見えないためケガのもとにもなるため、玄関の採光は考えておきたい要素です。最近では対面式のキッチンが人気ですが、造りによっては来客にキッチン内が見えやすくなってしまうため、キッチンカウンターに高さを付けるなどの工夫をしたいものです。また、キッチンを含む水回りと寝室が近いと、生活スタイルが異なる家族の排水音が気になるという事態も生じてしまいます。加えて、収納スペースは、自分が考えるよりも広くしておくと失敗しないようです。
福岡の注文住宅で気を付ける必要があることは場所です。福岡の場所によっては水害が起きやすい地域があるので、そういった地域は避けたほうが良いです。